叱ると吃音が ひどくなる?

叱ると 吃音が ひどくなる

叱ると 吃音が ひどくならから・・と 叱らない方が 良いと考える 保護者もいますが 親としては、子どもが 間違ったとき 命の危険にかかわるようなときは、毅然として叱るようにします。子供の どもりが 悪化するからといって 叱ることに 制限をする必要は ありません。また 叱られることで 多少の影響は あっても 親子だからこそ どんな子供に 育ってほしい という 願いが あると思います。常に ヒステリックに叱り続けるのは よくありませんが 時には、感情的になったとしても 修正していける親子関係を築いてほしいものです。

 

大人の吃音は、癖のように 無意識に しみついてる場合が 多いのですが 子どもの吃音は、無理のないペースで トレーニングをしていくことで 改善できます。未就学児や低学年の 子供は、無理に押し付けるのでは なく 自然な会話をしながら 成功体験を 積み上げていくのが 有効です。


ママの妊娠がきっかけ 下の子妊娠で上の子が どもり始めた

お母さんが 妊娠したことを きっかけに どもりはじめ 出産後 悪化するケースは 珍しくありません。おしゃべりをするとき どもるので 気になってしまい イライラして 叱ってしまう ママも 多いようです。妊娠 出産は、女性にとって カラダのバランスが崩れたり ホルモンバランスが 崩れやすく ストレスも 影響します。下の子が 誕生したら 赤ちゃんのお世話に 寝る時間も無いほど お母さんは、大変です。私も 自分の子を 出産して 1年くらいのことは 記憶に残っていないほど バタバタしていました、夜も授乳で起きなければ いけなかったし 1年くらいは、「朝まで ゆっくり 眠りたい」と 思ったものです。その後も オネショがあったり 夜泣きをしたり・・保育園 に入園するまでは、息をつくまもありませんでした。

 

お母さん あまり 頑張りすぎないでくださいね。1日は、24時間しか ありません。そして 上の子を かまってあげられないから 上の子が どもりはじめたわけでは ありません。上の子との時間が取れないから 上の子が寂しい思いをしている・・と お母さん自身を責めないでくださいね。吃音は、根本的な治療が無いですし 良くなったり 悪くなったり を繰り返しながら 治るんですよね。チックと同じで 波が あります。何が 原因とか 〇〇がストレス??とか 深く考えないようにしましょう。

どもり(吃音 きつおん)には、4段階ある

どもり(吃音 きつおん)には、4段階あり、第1段階では、短い音のク繰り返し 本人も 第1段階の どもりに関して自覚はしておらず 好きなように 話したりしています。第2段階の どもりは、音をくりかえした後 引きのばしてしまいます。この第2段階の どもりは、本人も「驚き」「とまどい」があります。親が 深刻になっても 本人は、気にしていないことが多いようです。第3段階になると  吃音の回数が 増え ある音を 出そうとしても 声が出ないため しばし固まったり 震えたり 不安な状態になります。第4段階になると 話す場面 話すタイミング 話し相手に対して  話す場面を 避けようとします。本人にとっても 苦痛な段階です。

 

このように 吃音には、4段階の症状が 見られますが 第1段階 第2段階 第3段階 第4段階 と どんどん 進むわけでは 無いので 心配しなようにしてください。大半は、第1段階で 終わります。年齢的には、2歳から6歳の 保育園児(未就学児)に多く ほとんどが 一過性です。小学校低学年くらいまでは、本人も 自分の吃音(きつおん)に対し 自覚が 無く 家族が ナーバスになったり 深刻になり 話し方を干渉するのが 一番 良くありません