英国王のスピーチKing's Speech 吃音 どもり 1を克服した 実話に基づいた国王の人生を映画化 

英国王のスピーチ King's speech

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英国王のスピーチ King's speechで 主役の国王を演じた、コリン・アンドリュー・ファース(Colin Andrew Firth)が、
2011年 オスカー賞候補に上がっています。
英国王のスピーチ King's speechは、イギリス王ジョージ6世
(ヨーク公アルバート王子)が吃音 どもりを克服した
人生を描いた映画で 史実に基づく感動的な作品。

 

父親は、英国王のジョージ5世 兄エドワードは、「王冠を捨てた」「王冠を賭けた恋」で おなじみの人物。
次男 アルバードは、幼い頃から X脚で 矯正ギブスを付けられたストレスから 言語障害を発症します。(後にジョージ 6世と名乗る イギリス国王)アルバードは、子供の時から 内気で
しゃべることにコンプレックスを持っていました。
乳母達にいじめられた気の優しい少年は、成長するにつれ 
どもりを発症します。

 

父親であるジョージ5世が亡くなり、長男 エドワードが
国王の座につきます。兄 エドワードは、アメリカ人で離婚歴の
あるウォリス・シンプソン夫人と恋におちます。
兄は、国民に激しく バッシングされながらもシンプソン夫人との恋愛を成就させるため国王を退位し愛を貫きます・・。
しかし 内気で内向的な、次男 アルバードが 国王の椅子に座ることになり苦難がはじまります。

 

アルバードは、ひどい吃音症(どもり)で スピーチで失敗した過去がありしゃべることがトラウマでした。
しかし イギリス国民の前で戦争を宣言し士気を高めることが 国王に求められていました。
ドイツ軍率いる ナチス ヒトラーのように
上手い演説で 国民を統率する 国王の存在が 当時のイギリスには必要だったのです。

 

国王のどもりを治すために バッキンガム宮殿にライオネル・ローグ(en:Lionel Logue)という言語療法士が招かれます。
言語療法士と国王は、ぶつかりあいながら 深い信頼関係を築きます・・
そして 吃音症を克服し イギリス全国民を前に ラジオで 堂々と
「今こそ国民が一丸となって団結して戦っていくのだ」と歴史に残る 名演説(スピーチ)をやり遂げます。

 

当然 映画は、コメディでは無いのですが、言語療法士の やりとりや
台詞が 非常に面白い!!吃音を経験したことがある人には、笑えて泣ける 感動的な 映画なのです。

 

 

※主演の、コリン・アンドリュー・ファース(Colin Andrew Firth)は、イギリス王ジョージ6世を演じ、第68回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)を受賞しています。