吃音になりやすい子 性格 タイプ
どのような子が 吃音 どもり に なりやすいか?また どんな子が 治りやすいか?というのは 明確には 分かっていません。しかし 言葉に 問題を抱えている子供の多くが 「しゃべり方がおかしいと友達に笑われるので人前で話すのがいやだ」「話がうまく伝わらない」「自信がもてない」と 考えています。吃音の頻度が 高くても ある日 突然 治るケースもあれば 吃音(きつおん)の状態が 長く続いていても 自然治癒の確率には 大差は ありません。男の子 女の子で分けても 治りにくい 治りやすいに 違いは ありません。しかし 2歳から4歳にかけて はじめて 吃音になった子で 小学校に入学しても 吃音のままの場合 自然治癒する確率は 低いようです。子供が 小学校に入学すれば そのうち 治るだろう・という安易な考えはしない方が 良いかもしれません。また アメリカの調査結果によると 両親が 吃音であった場合 似たような 経過をたどりやすいようです。両親が 思春期で 自然治癒しているなら 子どもも 同じように 自然治癒する確率が 高いようなのです。
吃音になりやすい性格
吃音になる性格は、几帳面とか 神経質と いった 印象が ありますが 実際には 性格が 原因で 吃音になるのでは 無いようです。吃音児も 小学校高学年くらいになると 周囲の反応が 気になるようになり 消極的になる場合もありますが 本来持っている性格が 原因で どもりはじめるということは ありません。
自己紹介で緊張するのは??
明日は、自己紹介をしなければいけないから 夜も眠れない という子の話を聞きます。新学期が 始まり 新しい担任に「自分の好きな教科 嫌いな教科」の簡単な自己紹介をすることに 緊張と不安を 感じているのです。この緊張には「人前で 話すこと」の緊張 「人前で 上手く話せないのではないか」という不安 「失敗するかも」という思いが あります。「話す言葉が すべて 真っ白になるかも」という不安もあるでしょう。緊張するから 前の晩に 何回も 練習しておけば 頭が真っ白になっても 半分くらいは 話せるかもしれません。また 最初の言葉が でない子も 多いので、話す内容を 箇条書きにしておくといいい という コツを 教えておきましょう。
父親が吃音だと 子供にも遺伝する?
父親が ひどい 吃音で 子供も 吃音です。遺伝なので 直りませんか?
遺伝の可能性は、ゼロでは ありませんが 父親のせい (遺伝)で子供に 吃音が 出たとしても 誰かのせいで(父親のせいで) お子様の吃音が 良くなるわけでないので 前を向いて改善していきましょう。お子様には「お父さんが 吃音だから あなたも 仕方ないのよ」とか「病気だから 仕方ないのよ」という伝え方は しないでいただきたいですね。親子の性格や気質は、どうしても似るため 「遺伝」が 原因 と 片付けてしまいがちですが マイナスなことは 伝える必要は ありません。お母様 学校(保育園 幼稚園)の先生 保健の先生と 協力者が 多いほど 良い結果につながりやすいように思います。
吃音は、「病気」ですが 難病では ありません。風邪と同じように 誰でも かかり 簡単に治せるものです。