滑舌(かつぜつ)を良くする方法 治す方法
「滑舌かつぜつが悪い」方は、呼吸方法が間違っていたり 口の開け方が正しくない
息の瞬発力が無い 声や 声量のコントロールを身につけていない などが 原因です。
生まれつき 輪郭や 歯並びが 原因で聞き取りにくい声もありますが
簡単なトレーニングによって 必ず 治ります。
舌が硬い 舌が滑らかでないのは、トレーニングで改善します。
聞き取りにくい声を出す方は、息の瞬発力がないために 発声がしにくいのです。
早口言葉でトレーニングをすることで メンタル的に安心できるようになり
矯正することで 自信を持った魅力的な話し方 しゃべり方ができるようになります。
通常、2ヶ月〜3ヶ月で 聞き取りやすい声に 改善することが可能です。
かつぜつの トレーニング 練習法
滑舌 かつぜつを良くするには、 発音練習を繰り返し行うことです。かつぜつが 悪いと 発音が 聞えにくいため、他人から 聞き返されることも多いはず。そのため 自信がなくなり 声も 小さくなります。しかし、「声が良く通る」「発音が聞き取りやすい」方は、自信をもって 大きな声で 話せるんですね。しかし これは 持って 生まれたもの・・と あきらめることは ありません。かつぜつが 悪いと感じる方は、アナウンサーが練習する「早口言葉」、口癖のように 毎日毎日 繰り返し トレーニングします。サ行 は、言いにくい 発音しにくいものです。繰り返し 練習することで 自然に 滑らかな 話し方ができるようになります。筋肉全体を鍛えるイメージで やっていかれると 良いですね。
滑舌 練習法
ア行・・青は藍より出でて藍より青し。
慌てる時は粟を食うのではなく泡を食う。
有りとあらゆる所を探したが有れば有るで使ってしまうので金の有ろう筈がない。
怪しやと怪しむべきを怪しまず怪しからぬを怪しむ怪し。
イ行・・
今今と今と言う間に今ぞなく今という間に今ぞなくなる。
言い分(ぶん)があって言おうとしたが威圧されて何も言えなかった。
ウ行
憂いぞ辛いぞ勤めの習いで、上野から魚河岸まで夜明け前に収録。
兎は臼の陰から牛小屋を抜けて逃げ失せた。
鰻と雲丹を食べてうんうん唸り出した。
瓜売りが瓜売りに来て瓜売り残し売り売り帰る瓜売りの声。
鵜が鮎を追い合う。
エ行・・得たりや応と飛び出して得手勝手な事を言って悦に入(い)る。
オ行
お綾や親にお謝りなさい。
思う人には思われず思わぬ人に思われる。
お願いされれば鬼の目にも涙。
恩愛(おんない)の縁(えにし)に引かるる。
桶を置き忘れて奥でお内儀(かみ)さんに怒られた。
お志しは有難いがお心底が恐ろしい。
カ行・・潜(くぐ)りつけりゃ潜りいい栗の木の潜り戸だが、潜(くぐ)りつけなけりゃ、潜りにくい栗の木の潜り戸だ。
鴨米噛みゃ子鴨が粉米噛む、粉米の生噛み粉米の生噛みこん粉米のこ生噛み。
東京都特別特許許可局、日本銀行国庫局。
隣の客はよく柿食う客。
古栗(ふるくり)の木の古(ふる)切り口、菊栗菊栗三菊栗合わせて菊栗六菊栗。
床の釘は引き抜き難い釘、釘抜きで抜くにも引き抜き難い釘。
サ行・・上方僧(じょうほうそう)書写山(しょしゃざん)、社僧(しゃそう)の総名代
(そうみょうだい)、今日(きょう)の奏者は書写じゃぞ書写じゃぞ。
家の子一人御奉公(ごほうこう)致させたさも致させたし、お茶立てさせたさ も立てさせたし。
その数珠は増上寺の僧正の数珠。
タ行・・大変達者な足袋屋さん太鼓の代わりに盥をタンタン叩いて啖呵を切った。
この竹垣に竹立て掛けたのは竹立て掛けたかったから竹立て掛けたのだ。
月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月。
ナ行・・生米生麦生卵。
殿様の長袴・若殿様の小長袴。
成せば成り成さねば成らず成るものを成らぬは人の成さぬ成りけり。
泥鰌(どじょう)にょろにょろ三にょろにょろ合わせてにょろにょろ六にょろ にょろ。
のら如来のら如来三のら如来に六のら如来。
鉈豆七粒・生米七粒・七粒鉈豆・七粒生米。
京の生鱈奈良生マナ鰹。
隣の子猫は三毛の子猫。
向うの長押(なげし)の長薙刀は誰の長薙刀ぞ。
長町(ながまち)の七曲がりは長い七曲がり。
ハ行・・へべれけに酔払ってへなへなへたばった。
武具馬具武具馬具三武具馬具合わせて武具馬具六武具馬具。
伝染病予防病院・予防病室・伝染病予防法。
坊主が屏風に坊主の絵を書いた。
狸百匹箸百膳天目百杯棒八百本。
蛙ぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ。
マ行・・青巻紙・黄巻紙・赤巻紙。
皆々様の見ている御前で右の耳から耳輪を三つ見事に取り出して見せます。
麦ごみ麦ごみ三麦ごみ合わせて麦ごみ六麦ごみ。
目医者と名刺屋は銘々名士に面識が有った。
森の杢兵衛最中をもぐもぐ文句ももぐもぐ、もぐもぐもぐもぐ六もぐもぐ。
お前の前髪下げ前髪・お前の髷は輪髷髷。
スモモも桃も桃の内。
六曲り曲って三曲り曲り。
寝耳に水・馬の耳に念仏。
無理に結んだ結び目六つ。
梅の実も桃の実もみな美味い・ママの見舞いに美味い桃の実もう三つ。
ヤ行・・闇の山で嫌な奴にあったが、やっとややこしい道を抜けて夜半に宿にやって来た。
湯屋の歪まぬ湯槽もゆっくり揺すると柚湯がゆったりゆらゆら揺れる。
夕刊で熊野の由来を読んで昨夜熊野の夢を見た。
よき人の吉野よく見てよしと言いし吉野よく見よよき人よく見つ。
世の中は夢と思うも夢なれや夢を迷いと言うも夢なり。
ラ行・・ラッシュアワーのだらだら坂を下りながら暖房の事・ラクダのシャツ・ラジオの団欒などを考えていた。
治療中の旅客、最良の料理。
凛々と凛と振ったる小薙刀、一振り振れば敵はちりりん。
踊り踊るなら踊りの道理を習って踊りの道理どうりに踊りを踊れ。
とろろ芋を取る苦労より、とろろ芋からとろっとするとろろ汁を取る苦労。
五郎が五両で十郎が十両。
ワ行・・岩井はお岩へお祝いを言う、お会いしてお祝いを言うわ。